レーザーやしみ取りクリームなどを使ったシミ治療法は人気です。自分ではなかなか改善できないシミも、こういった治療法ならきれいになる可能性が高いからです。ただ、これらの方法は、100%成功するとは限りません。シミをなくすためにやったのに、かえって悪化したり濃くなる可能性もあるのです。
レーザーやしみ取りクリームを使った方法もどちらも肌の皮をむく治療法です。どちらかというと焼いてしまうレーザーの方が肌への負担が大きいと思われがちですが、クリームも塗ることでターンオーバーを強制してその結果皮がむけるわけですから、肌への負担は大きいのです。さらにクリームには肌に合わない可能性もあるといった問題点もあります。肌の漂白剤ともいわれるハイドロキノンですが、効果が強い分、肌へのダメージも大きいです。
敏感肌などの肌の弱い方だけでなく、体質的に合わないこともあり、それを知らずに使い続けると炎症を起こしてそれが傷痕となり、その結果シミがひどくなる可能性もあるわけです。また、シミ治療の落とし穴が再発です。いったんはきれいになっても、いつの間にか再発することがあります。細胞の遺伝子レベルで書き換えられてしまったことが原因と思われます。
こればかりはやってみないとわかりません。遺伝子の問題ではなく、常に刺激がかかっているとか、ケアがおろそかになる部分だとか、自分の肌管理が原因の可能性もあります。自分の癖やスキンケアを見直して様子を見ましょう。