10代や20代の頃に日焼けをしたり、紫外線対策をしていなかった人は、年齢を重ねたらしみができやすくなることがあります。しみは、肌の内部にある色素形成細胞が、紫外線で刺激されることによってメラニン色素を作り出し、肌を守るために黒くなってしまう状態をいいます。また、紫外線だけでなく、乾燥やストレス睡眠不足など肌に負担がかかることによって、肌の老化が起きてしまい、しみができることもあります。他にもホルモンバランスの乱れや、ニキビやかぶれなどの刺激によるものなど、さまざまな原因によってしみはできてしまうので、しみの予防をするには、しっかりとその原因を把握して対策をとることが大切です。
できてしまったしみを治療するためには、肌を活性化させてターンオーバーをさせるようにしましょう。洗顔やスキンケアによる対策も必要ですが、肌の新陳代謝を上げるためにも、ビタミンやミネラルを積極的に摂って健康的な肌に導くようにすることが重要です。医療機関によるしみ治療では、しみの元となっているメラニン色素を排出する効果のあるトレチノインという薬を使った治療や、レーザーによるしみ治療を行うことができます。しみ治療のできる市販薬などもありますが、しみは種類によって対策法が異なってくることがあるので、専門の医師に診断してもらうことで、より効率的な治療をすることができます。
きれいな肌を早く手に入れるためにも一度相談してみるといいですね。